これは建物の構造の違いからきています。アパートは木造または軽量鉄骨造、マンションは鉄筋コンクリート造(RC造)や重量鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)などで建てられているもののことを言います。
アパートの主な特徴としては、2階建が大半で1棟あたりの戸数が少なく建築費が安いことからもマンションに比べ家賃が安く設定されています。しかし、遮音性・耐火性・耐震性などではマンションより劣るというデメリットもあります。
逆にマンションは建物の構造の強さに加え、オートロックといった設備が充実しているところが多くあります。またRC造やSRC造は遮音性などがアパートに比べ優れています。しかし、その分家賃は高めに設定されており、同じ条件でも数千円~1万円ほど差が出てくることもあります。
また、マンションやアパートの他にテラスハウスやメゾネットといったものもあり、メゾネットとは縦割り型住居のことを言い、2階建ての一戸建てを2つくっつけたような形式のことです。このメゾネットを横につなげた低層の物件をテラスハウスといい、どちらも一戸建ての感覚で住めるというメリットがあります。